「おもてなし」とは日本独自の言葉であり、相手を思いやったり気遣ったりする精神は多くの日本人が持っています。茶道の心構えの1つには「一期一会」という言葉があります。

一期一会とは「今という時間は二度とこない時間ですから、全ての出会いと一緒に過ごす時間を大切にしましょう」という意味です。

そのため、茶道では招いたお客様と過ごす時間を尊び、有意義な時間にするために、入念な準備をして最高の振る舞いでおもてなしをするのです。

おもてなしの心は、茶道の場でなくても日常生活のなかで多く見かけます。

例えば、日本の飲食店ではお茶を出されるのが当たり前ですが、海外ではお冷もお茶もでてきません。
欲しいのであれば、購入しなければいけないのです。このように、お客様にお茶を出すのは日本のおもてなしの心の1つといえるでしょう。

ただ喉の渇きを潤してもらうだけではなく、来ていただいた感謝の気持ちを伝える手段にもなるのです。

今の時代、時間に追われ忙しい日々を過ごしている方は多いかと思います。しかし、ときにはご自身の手でお茶を淹れて大切な方をおもてなししてみませんか？

市販のペットボトルなら手軽にお茶を飲めますが、急須のなかで茶葉が広がるのを待ち、お茶を注いだときに広がる香りを楽しむ時間は、とても贅沢なものです。

相手を思いやりながらお茶を出すことで、心が通じあい、穏やかで幸せな時間を過ごせることでしょう。

宇治茶専門店である当茶舗では、おいしい玉露や煎茶、ほうじ茶、高級緑茶として有名なかぶせ茶の通販を行なっています。また、大切な方への贈り物に最適なギフトセットもご用意していますので、おいしい玉露や煎茶などをお探しなら、ぜひ当茶舗の通販をご利用ください。

京都山城から、お客様に上質なお茶をお届けいたします。